税理士法人新日本 岡山・田中会計のある岡山県岡山市は、江戸時代初期に岡山藩主の池田綱政によって造営された日本三名園のひとつ後楽園(こうらくえん)が有名です。2009年には政令指定都市となり広島市と並び中国地方の要所となっています。税理士法人新日本 岡山・田中会計の田中荒志先生は税理士になる前は10年以上サラリーマンをしていたという経歴をお持ちです。こうした経歴から企業経営者の心がわかる税理士として地元の企業から熱い信頼をうけています。
経営者として成功する人というのは、人の意見をきちんと聞き、それを自分の中で消化し、自分の考えで行動する人です。もちろん自分で考えて行動するには、それなりの知識や経験を備えていなければ単なる自分勝手な人になってしまいます。そのならないためにも、日々努力というか勉強や自己鍛錬も必要になってきます。経営者として「上手くいかない人」はこの逆ですね。勉強もしていない、自分の考えも持っていない。人の意見で右に行ったり左に来たり。だから経営の舵取りはおろか、自分の会社のことについて質問されても何も答えられない。経営者としては、成功にほど遠いでしょうね。
正直言って難しい時代です。一寸の油断が命取りになります。とはいえ「山より大きなししは出ない」という言葉もあります。臆病にならず度胸をもって進んで下さい。そしていつまでも素直な心をもっていて欲しいと思います。成功している社長はみな不思議なくらい素直です。人の言うことにきちんと耳を傾ける人です。ベンチャー企業にはしんどい時代ですが、私の顧問先には開業16年で年商400億強に伸ばし大成功された社長もいらっしゃいます。頑張れば、その先には明るい未来があります。初心を忘れずに事業へ突き進んでいただきたいと思います。
P・F・ドラッカーの「ネクスト・ソサエティ」ですね。2002年に発刊された本ですが、現代はこの本の通りになってきています。本書には、経済が社会を変えるのではなく、社会が経済を変えるという大きな流れが、急速に進んでいく時代になっていくと書かれています。高齢人口の急増と若年人口の急減により、雇用の形態や市場の変化が生まれます。また知識社会の到来により、高度の競争社会に突入し、知識は容易に手にはいるようになり、いかなる境界もない社会、成功と失敗の並存する社会になると書かれています。経営者の方には是非、読んでいただき、時代の変化に対応していただきたいと思います。
他力本願です(笑)。いや、他力本願という言葉は間違って使われることが多い言葉なんです。よく他人の力だけを当てにしてものごとを成し遂げようとする事、他人任せという意味で使う方も多いのですが、本来「他力」とは仏教の言葉で、「阿弥陀如来の力」の事です。私は、全てを他人に頼るというのではなく、自分の不得手な事は得意な人にお願いするという意味で、座右の銘としております。P・F・ドラッカーは「組織といえども人それぞれがもつ弱みを克服することはできない。しかし組織は、人の弱みを意味ないものにすることができる。組織の役割は、一人ひとりの強みを共同の事業のための建築用ブロックとして使うところにある。」と言っています。
私は当初サラリーマンというある種の「守られた組織」にいました。ですから経営者の悩みと言われても正直ピンとはきませんでした。しかし税理士という個人事業者になり初めて、人の痛みがわかるようになりました。私自身、経営はもちろん資金繰りにも非常に苦労しました。ですからお客様の身になって行動することが大変重要だと思っています。ですからどんなに些細な事でも全てのご相談にのって差し上げております。
●事務所
税理士法人新日本 岡山・田中会計
●所長
田中荒志
●所属
中国税理士会 岡山西支部
●所在地
岡山県岡山市北区駅元町15番1号
●電話
086-898-1103
●URL